赤外線リモコンの信号が見たくなったので、オシロスコープを購入しました。購入したのはTektronix製のTBS1022です(スペックはこちら)。5万円弱という価格は、オシロスコープとしては格安です。ですが、趣味の電子工作に使うために購入するには、ちょっと勇気が要りますね。
前々から欲しいと思いつつ、躊躇していたのですが、思い切ってAmazonで買ってしまいました。計測器ランドさんから購入しましたが、注文から2日くらいで到着して、ちゃんと保証書もついてました。
内容物
説明書、Windows用のCDとプローブ2本が同梱されています。説明書は、英語、日本語、中国語で書かれています。※僕はMacBook Airしか持っていないので、残念ながらCDは使用できません。それでも、波形はUSBメモリに保存できる(後述)ので問題ないでしょう。
内容物一式:説明書とプローブ2本が同梱
とりあえず使ってみる
赤外線リモコン受信モジュールが出している信号をみるため、プローブをモジュール(今回使用したのはこちら)のOUTに接続しました。基準リードのワニ口クリップはGNDに接続します。
赤外線リモコン受信モジュールの信号を拾ってみる
赤外線リモコン受信モジュールは、未入光時は5V出力のようです。なので、トリガー設定をFallingに設定したほうがよさそうです。TrigMenuボタンで、Typeは"Edge"に設定、Slopeは"Falling"に設定しておきます。Triggerレベルは、Levelのつまみを回して、0〜5Vの間のどこか適当な値に設定しておきます。
その状態で、リモコンを発光させると、赤外線リモコン受信モジュールの信号が表示できました。
測定の様子
波形を画像で保存する
右上のSingleボタンを押してから、リモコンを発光させると、信号を表示したうえで、画面が停止します。Utillityボタンを押して、画面内の Options → Printer Setup → Print Button で"Saves Image To File"を選択しておきます。全面のUSB端子にUSBメモリを差して、Save(プリンタの絵がかかれている)ボタンを押すと、画像が保存されます。
測定結果:USBメモリ内に画像を保存できる
Arduinoで遊ぶ程度の工作なら、このオシロスコープで充分測定できそうです。これからどんどん使っていきたいと思います。
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